こんな症状でお悩みではありませんか
  • 生理周期が24日より短い、または39日より長い。
  • 3ヶ月以上、生理が来ていない状態が続いている。
  • 生理期間が1〜2日で終わってしまう(過少月経)。
  • 生理が1週間以上続き、経血量が多い(過多月経)。
  • 月によって生理周期の長さが大きく異なる(6日以上の差がある)。
  • 生理不順だけでなく、頭痛や腰痛、冷え、むくみ、だるさを感じやすい。
  • イライラしたり、気分が落ち込んだり、不安になったりすることが生理周期と関連している気がする。
  • 将来、妊娠できるか心配になる。
  • ホルモン剤などの薬に頼らず、自然な方法で体調を整えたい。

もし一つでも当てはまるなら、それは生理不順(月経不順)かもしれません。 「毎月のことだから…」「これくらい普通」と諦めず、つらい症状を一緒に改善していきましょう。

生理不順(月経不順)とは|一宮市のさわやか接骨院はり灸院

生理不順とは、月経(生理)の周期が正常範囲である25~38日から外れて、不規則な状態を指します。具体的には、月経周期が24日以内と短い「頻発月経(ひんぱつげっけい)」、39日以上3ヶ月未満と長い「希発月経(きはつげっけい)」、3ヶ月以上生理が来ない「無月経(むげっけい)」などに分類されます。また、生理期間が短すぎる(過少月経)または長すぎる(過多月経)、経血量が多い・少ないといった異常も生理不順に含まれることがあります。

生理不順は、思春期や閉経前など体の変化が大きい時期によく見られますが、それ以外の年代でも様々な要因で起こり得ます。妊娠を希望される方にとっては、生理不順は排卵の問題を示唆することがあり、不妊の原因となる場合もあります。また、生理のような出血があっても排卵を伴わない「無排卵性周期症(むはいらんせいしゅうきしょう)」も生理不順の一種です。

なぜ?生理不順(月経不順)が起こる原因|一宮市のさわやか接骨院はり灸院

生理不順のはっきりとした原因は一つではなく、いくつかの要因が複合的に関与していると考えられています。

女性ホルモンの変動やアンバランス:生理の周期は、脳の視床下部、下垂体、そして卵巣から分泌される女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)によってコントロールされています。これらのホルモンの分泌が低下したり、バランスが崩れたりすると、生理周期が乱れます。

脳内物質(セロトニンなど)の関与:気分や感情に関わるセロトニンなどの神経伝達物質も、ホルモン変動の影響を受けることで精神的な症状の一因となったり、生理不順に関与したりすることがあります。

自律神経の乱れ:女性ホルモンの変動は、心身のバランスを司る自律神経の乱れを引き起こしやすく、これが生理不順やそれに伴う様々な不調(頭痛、めまい、イライラなど)に繋がります。一宮市のさわやか接骨院 はり・灸院では、自律神経の調整にも着目した施術を行っています。

ストレスや生活習慣の乱れ:精神的なストレス、過労、睡眠不足、栄養バランスの偏り(特にビタミンやミネラル不足、鉄分不足)、無理なダイエットや過度な運動、冷え、喫煙、飲酒なども、ホルモンバランスや自律神経の乱れを助長し、症状を悪化させる要因となります。脳が生命の危機を感じるほどの体重減少やストレスは、排卵や生理を止めてしまうことがあります。

子宮や卵巣、甲状腺などの病気:子宮筋腫、子宮内膜症、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、高プロラクチン血症、甲状腺機能障害など、婦人科系や内分泌系の疾患が生理不順の原因となることもあります。

東洋医学的な観点:東洋医学では、生理不順を含む女性の不調は、「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」のバランスの乱れや、特定の臓腑(主に「脾」「腎」「肝」)の機能低下が原因で起こると考えます。特に、気の流れの停滞(気滞)や、血の滞り(瘀血)などが生理不順に深く関わるとされています。一宮市のさわやか接骨院 はり・灸院では、この東洋医学的な考えに基づいた原因特定とアプローチを行います。

これらの要因が複雑に絡み合い、つらい生理不順の症状を引き起こしているのです。

生理不順(月経不順)を放置するとどうなる?そのリスクとは|一宮市のさわやか接骨院はり灸院

「いつか治るだろう」「そこまで困っていないから」と生理不順のつらい症状を放置していると、現在の生活の質が低下するだけでなく、将来的に様々なリスクを招く可能性があります。

日常生活の質の低下:生理がいつ来るか分からない、または周期が短すぎたり長すぎたりすることで、旅行やイベントなどのスケジュール調整が難しくなるなど、日常生活に支障が生じることがあります。また、それに伴う頭痛、腰痛、だるさなどの身体症状や、イライラ、落ち込みといった精神症状が続くと、仕事や学業、家事の効率が低下し、生活の質が著しく低下します。

将来の不妊症リスクの上昇:特に無排卵性の生理不順を放置すると、将来的に妊娠しにくくなる可能性があります。女性ホルモンの分泌が少ない状態が長く続くと、子宮の発育が悪化したり、卵巣の機能が低下したりすることもあります。

婦人科系のがんリスクの上昇:無排卵周期症など、女性ホルモンのバランスが崩れた状態が続くと、子宮体がんや子宮内膜増殖症、乳がんなどのリスクが上昇すると考えられています。

骨粗鬆症や動脈硬化のリスク上昇:女性ホルモンは骨や血管の健康を保つ役割も担っているため、分泌が低下した状態が長く続くと、骨折しやすくなったり(骨粗鬆症)、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが上昇したりする可能性があります。

精神的な不調の悪化・慢性化:生理不順に伴う気分の落ち込みやイライラが慢性化し、うつ状態になったり、PMSやPMDDといった月経前症状が悪化したり、専門的な治療が必要な精神疾患に移行したりするリスクがあります。

身体的な不調の定着:生理不順に伴う頭痛、腰痛、むくみ、冷えなどの身体症状も、放置することで慢性化し、改善しにくくなる可能性があります。

生理不順は、適切なケアによって改善が期待できる症状です。つらい症状を我慢せず、早めに専門家や医療機関に相談し、ご自身に合った対処法を見つけることが大切です。

一宮市のさわやか接骨院 はり・灸院の生理不順(月経不順)に対する根本改善アプローチ(鍼灸治療)|一宮市のさわやか接骨院はり灸院

一宮市のさわやか接骨院 はり・灸院では、生理不順に伴う心身のつらい不調に対して、薬に頼らず身体に優しい鍼灸治療を中心に、その根本原因にアプローチすることで、症状が出にくい身体づくりを目指します。

東洋医学では、生理不順は「気・血・水」のバランスの乱れや、特に「脾」「腎」「肝」といった臓腑の機能低下が関わっていると考えます。一宮市のさわやか接骨院 はり・灸院の鍼灸治療は、これらのバランスを整え、人間が本来持っている自然治癒力を高めることを目的としています。鍼治療によって副交感神経が優位に働き、自律神経のバランスを整え、リラックス効果も期待できます。

丁寧なカウンセリングと東洋医学的検査で原因を特定:まず、お悩みの症状(周期、期間、量、身体症状、精神症状など)や、生活習慣、ストレス状況、既往歴などを詳しくお伺いします。その上で、脈やお腹の状態をみる腹診、舌の状態をみる舌診といった東洋医学的な診察や、姿勢分析、関節の可動域検査などを行い、お一人おひとりの体質やお身体の状態を正確に把握し、生理不順の根本原因を見極めます。一宮市のさわやか接骨院 はり・灸院は、原因追究を徹底することを大切にしています。

全身調整鍼で「気・血・水」のバランスを整える:お身体の状態に合わせて、手足やお腹、背中などにある生理不順に効果的なツボ(経穴)に鍼をします。これにより、全身の「気」と「血」の流れを促進し、体内の余分な「水」の排出を助け、ホルモンバランスや自律神経の乱れを整えていきます。東洋医学的に関連の深い「脾」「腎」「肝」の機能を調整するツボも用います。特に、親指の付け根にあるツボや、おへそから指4本分下の関元(かんげん)、内くるぶしの指4本分上の三陰交(さんいんこう)などが生理不順や婦人科系疾患に有効とされています。

症状に合わせた局所鍼でつらい症状を直接緩和:生理不順に伴う頭痛、下腹部痛、腰痛、むくみ、冷え、イライラ、落ち込みといった様々な症状に対して、それぞれの症状に関連するツボや部位に鍼をすることで、症状の緩和を目指します。仙骨(おしりの真ん中)の上や足の側面、下腹部、足の内側面にあるツボなども用いられます。

骨盤周りの血流改善と自律神経調整を目的とした鍼:骨盤内へのアプローチは、婦人科系の働きを整え、乱れがちな女性ホルモンのバランスを調整する上で重要です。骨盤周りの血行を促進し、冷えやむくみの改善を図るとともに、自律神経のバランスを整える効果のあるツボにもアプローチすることで、精神的な安定を促します。一宮市のさわやか接骨院 はり・灸院は骨盤矯正も得意としており、身体の歪みを整えるアプローチも組み合わせることが可能です。

お灸による温熱療法でさらに効果アップ:必要に応じて、鍼とともにお灸(温灸)を併用します。お灸の温熱刺激は、血行をさらに促進し、筋肉の緊張を和らげるだけでなく、心地よい刺激でリラックス効果を高めます。特に冷えが強い方や、お腹周りの不調を感じる方におすすめです。おへそから指4本分下の関元や、内くるぶしの指4本分上の三陰交といったツボを温めることも有効です。

安心・安全な鍼灸治療:一宮市のさわやか接骨院 はり・灸院で使用する鍼はすべて使い捨てのディスポーザブル鍼で、衛生管理を徹底しておりますので安心して施術を受けていただけます。鍼は髪の毛ほどの細さで、ほとんど痛みを感じることはありません。当院の施術者は全員、厚生労働省から認可を受けた国家資格者ですので、身体の知識も豊富で的確な情報を提供できます。また、院長をはじめスタッフ一同女性ですので、男性には相談しにくいお悩みもプライベート空間でリラックスしてご相談いただけます。初めての方にもリラックスしていただけるよう、丁寧にご説明しながら施術を進めます。

生活習慣・セルフケアアドバイス:施術の効果を維持し、生理不順の症状が出にくい身体を維持するために、ご自宅でできるツボ刺激(例: 足の甲にあるストレス緩和のツボ「太衝(たいしょう)」)や、お灸のセルフケア、バランスの取れた食事、十分な睡眠、ストレス対処法など、東洋医学に基づいた具体的なアドバイスを行います。基礎体温の記録についてもアドバイスし、ご自身の体の状態を把握するサポートをいたします。

これらの鍼灸治療を中心としたアプローチを組み合わせることで、生理不順による心身のつらい不調を根本から改善し、毎月の月経周期を少しでも穏やかに、快適に過ごせるよう、一宮市のさわやか接骨院 はり・灸院は全力でサポートいたします。

日常生活でできる生理不順(月経不順)症状の対策・セルフケア

生理不順の改善には、専門家による治療と合わせて、日常生活での対策やセルフケアも非常に大切です。

十分な睡眠と休息を確保する:心身をしっかり休めることで、ホルモンバランスや自律神経の安定に繋がります。決まった時間に寝起きするなど生活リズムを整えることも重要です。

自分なりのリラックス法を見つける:深呼吸、軽いストレッチ、ヨガ、アロマテラピー、好きな音楽を聴くなど、ご自身がリラックスできる方法を見つけて実践しましょう。ゆっくりお風呂に浸かるのも効果的です。一宮市のさわやか接骨院 はり・灸院の施術でも呼吸法を取り入れていますが、ご自宅でも意識して行うと良いでしょう。

バランスの取れた食事を心がける:鉄分、亜鉛、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどを意識的に摂り、栄養バランスの偏りをなくしましょう。特にビタミンEは女性ホルモンの生成や血流に役立つとされています。無理な食事制限は避けてください。カフェイン、アルコール、タバコは症状を悪化させる可能性があるため、控えるのがおすすめです。

適度な運動を取り入れる:ウォーキングや軽い有酸素運動は、気分転換になり、ストレス緩和や自律神経の調整に役立ちます。過度な運動はかえって生理不順の原因となることがあるので注意が必要です。

基礎体温を記録し症状日記をつける:ご自身の月経周期と症状の関連性を把握することで、排卵の有無や体の状態を認識でき、事前の準備や対策に役立ちます。婦人科受診時にも重要な情報となります。

信頼できる人に話を聞いてもらう:一人で抱え込まず、家族やパートナー、親しい友人など、大切な人に症状について伝え、理解や協力を得ることも助けになります。

セルフケアとしてのツボ刺激:足の甲にある「太衝(たいしょう)」のツボは、ストレス緩和や血行促進に効果が期待できます。内くるぶしの上にある「三陰交(さんいんこう)」のツボも、婦人科系の不調に幅広く用いられます。お家で優しく押したり、温めたりしてみるのも良いでしょう。市販のお灸や、ドライヤーの温風を当てる方法も試せます(やけどに注意)。

これらの対策に加えて、鍼灸治療を組み合わせることで、より根本的な体質改善を目指し、生理不順の症状に悩まされない日々を送るためのサポートが一宮市のさわやか接骨院 はり・灸院では可能です。つらい症状にお悩みでしたら、愛知県一宮市にある当院にぜひ一度ご相談ください。国家資格を持つ女性スタッフが、親身になって対応させていただきます。

執筆者:【柔道整復師 はり師 きゅう師 柔道3段】
院長 高木さやか

こんにちは、一宮市のさわやか接骨院はり・灸院 院長の髙木さやかです。ホームページをご覧頂きありがとうございます。
当院は『患者さまが笑顔で日々を送れるように全力を注ぐ』ことを最も重点として、痛みの緩和、改善、身体と心の不調を取り除き、その先にあるQOL(quality of Life)生活の質の向上を考えております。