肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)は、肋骨と肋骨の間を走る肋間神経が何らかの原因で圧迫されたり、刺激されたりすることで生じる痛みを指します。この痛みは、胸部や背中の片側に鋭い痛みとして現れることが多いです。
痛み方も多様で「急激に走る強い痛み」「チクチクとした長く持続する痛み」「違和感のようなズーンとする重さ」などがあります。痛みが出る場所は背中〜胸などで、一本の肋骨に沿って痛みが出る事が多いです。
内臓疾患による胸の痛みとは異なり、痛む場所が明確で肋骨に沿って起こる鋭い痛みが特徴です。上半身の右側か左側のどちらかのみに起こる事がほとんどです。
肋間神経痛の原因は2種類あり、一つ目が続発性肋間神経痛、二つ目が原発性肋間神経痛です。続発性肋間神経痛は、何かしらの原因があり、それが引き金となり発症する肋間神経痛のことで、骨折や帯状疱疹、肺炎などの病気、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、妊娠などが原因に挙げられます。中でも代表的なものが帯状疱疹です。帯状疱疹は身体の免疫力が下がっていたりすると体内の帯状疱疹ウイルスが神経内を通り、皮膚に達し発疹を生じる疾患です。帯状疱疹が胸部に発症すると肋間神経痛を引き起こします。発疹がなくても肋間神経痛のヒリヒリやピリピリしたような神経痛を伴うこともあります。
続発性肋間神経痛の症状は、前かがみになった際や体位変換をする際に、肋間神経を過剰に圧迫してしまい、肋間神経痛の急激な強い痛みが背中〜胸の肋骨に沿う様に生じます。原発性肋間神経痛は、異常や原因がはっきりとわからない肋間神経痛です。原発性肋間神経痛の場合は、長時間の悪い姿勢が続くことによって骨盤や背骨の歪み、筋肉の凝りが原因となり発症する可能性が高いです。原発性肋間神経痛の症状は、長時間のデスクワークや運転などによって姿勢が悪くなり、背中や肩に凝りがある時に症状が出る事が多いです。原発性肋間神経痛の症状は比較的早く治るのが特徴です。
・不良姿勢が多い方
・同じ姿勢や同じ動作を繰り返す方
・運動不足の方
・不安、心配、怒りなど精神的ストレスを抱えている方
・高齢者や免疫力の低下している方
このような方は、肋間神経痛が発生しやすい状態となるため、少しでも心あたりのある方は、一宮市さわやか接骨院はり・灸院へお越しください。
肋間神経痛の痛みが持続している場合、慢性的な痛みに移行することがあります。これは日常生活の質を著しく低下させる原因となります。進行し呼吸や咳などでも痛みが強く出るなど日常生活においても支障をきたすことがあります。また、適切な治療を受けないと、痛みが悪化し、より強い痛みや広範囲にわたる痛みを引き起こすことがあります。
持続的な痛みは心理的なストレスを増加させ、不安やうつ状態を引き起こすことがあり、さらに痛みを悪化させる悪循環を生む可能性があります 。
痛みを放置していると、帯状疱疹が原因の場合、帯状疱疹後神経痛に移行するリスクがあります。この状態は、帯状疱疹の発疹が治まった後も長期間にわたり痛みが続くことを特徴とします 。肋間神経痛の原因が重篤な病気である場合(例えば、椎間板ヘルニアや骨腫瘍など)、適切な診断と治療が遅れることで病状が進行し、治療が困難になることがあります。
その為、放置せず羽一宮市さわやか接骨院はり・灸院にご相談ください。
一宮市さわやか接骨院はり・灸院では筋肉や骨が原因で引き起こされる肋間神経痛の治療をしていく事が可能です。肋間神経痛の原因となる筋肉の凝りや、背骨や骨盤の歪みを改善する根本治療を行なっております。肋間神経痛の原因を根本的に改善していくことで腰痛、背中や肩の凝りなどを改善させ、肋間神経痛の治療とともに、再発させない身体作りを目指しております。筋肉調整や骨盤矯正、手技や電気治療、鍼治療やお灸などの治療により肋間神経痛の改善を図り、痛みが取れた後も再発させない様に骨盤矯正やEMSによるインナーマッスルトレーニングで姿勢の安定を図っていくので、肋間神経痛が再発しにくい体づくりも合わせて行えます。肋間神経痛でお悩みの方、その他腰痛や肩こり、膝の痛みなどでお悩みの方は、一宮市さわやか接骨院はり・灸院までご相談ください。
執筆者:【柔道整復師 はり師 きゅう師 柔道3段】
院長 高木さやか
こんにちは、一宮市のさわやか接骨院はり・灸院 院長の髙木さやかです。ホームページをご覧頂きありがとうございます。
当院は『患者さまが笑顔で日々を送れるように全力を注ぐ』ことを最も重点として、痛みの緩和、改善、身体と心の不調を取り除き、その先にあるQOL(quality of Life)生活の質の向上を考えております。